2019.05.14
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バーチャルオフィスで登記は可能?
こんばんは!副代表の加古です。
皆さん、「バーチャルオフィス」って知ってますか?
バーチャルオフィスとは、実際に事務所を構えるのではなく、住所や電話番号などをレンタルするサービスのことです。
普通に事務所を借りるのと比べて大幅にコストカットできるなどのメリットがあると言われています。
自宅を会社の本店にしたくない、事務所を借りるにも賃料が高い、一等地の住所を借りることでブランド、イメージアップを図るために積極的に利用したりする方が多いようです。
しかしバーチャルオフィスは実際の事務所がないので、
「会社登記できないのでは?」
「違法なんじゃないの?」
と質問が度々あります。
今回は、バーチャルオフィスを本店とする法人登記についてです。
結論から言うと、バーチャルオフィスでも登記することは法的には可能です。
しかし、会社の本店とは会社の営業活動の本拠地のことを指しますが、バーチャルオフィスのような名義上の住所には営業活動の実体がありません。
したがって次のようなデメリットがあるので注意が必要です。
①金融機関の口座開設出来ない場合や融資の際に審査が通らない場合がある
②許認可が受けられない場合がある
③会社への信頼性が低くなる可能性がある
バーチャルオフィスを検討されている方は、この機会に一度ご相談下さい。
ご自身で登記をされる場合は、十分に検討して下さい。