2020.12.10
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抵当権と根抵当権の違い
こんにちわ、高橋です。
朝のニュースで気になる話題がありました!
「マスクをしていると目が疲れる」
というものです。
マスクをしているため口元が見えない分、目元で相手への印象をよくしているために目が疲れる見たいです。
確かに少しわかる気もします、、、。
目元をマッサージする際は眼球を傷つけないよう目の周りをマッサージするといいですよ!
さて、今回は抵当権と根抵当権の違いについてお話したいと思います。
まず、抵当権設定とは?
住宅ローンなどでお金を借りた際に、万が一、借りた人(債務者)が返済できない場合に土地や建物を担保とする権利
次に根抵当権設定とは?
「極度額」(上限金額)と「債権の範囲」を定めます。一度極度額と債権の範囲を設定すれば、その範囲内で何度でも借り入れと返済を繰り返すことができます。
何度も反復借り入れができることから、企業が事業資金などの融資を受ける際に使われることが多い。
それでは、抵当権と根抵当権何が違うの?
① 担保する対象の債権が限定されず何度でも借り入れできる
抵当権→1つの借入金に対して1つの抵当権を設定する。
根抵当権→「極度額」と「債権の範囲」を定め、その中であれば何度でも担保する事が可能
② 一度設定すると当事者の合意がないと消滅しない
抵当権→債権が完済されれば、自動的に消滅
根抵当権→1つの借入金が完済されても、次の融資があるかもしれないので消滅はしない
③ 優先弁済が違う
抵当権→担保の原因となる債権の元本および最後の2年間分の利息・損害金についてのみ優先弁済を受けることができます。
根抵当権→設定された極度額を上限に、期限には関係なく優先弁済が受けられます。
という違いがあります。
商業が根抵当権で個人が抵当権設定という風に覚えていましたが、個人の方が根抵当権を付ける場合もあって、何が違うのか調べましたが、「根」をつけるだけでこんなに違うのかとビックリでした。